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2012年 11月 20日
今月から、『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)などの
著書がある田中ひかるさんが、弊社に所属してくださることになりました。 田中さんは、学習院大学法学部卒業後、予備校・高校の教師を経て、 横浜国立大学大学院で社会学を専攻なさいました。 日本でもめずらしい、生理や生理用品の研究をなさっており、 その成果をまとめた『月経と犯罪』や『月経をアンネと呼んだ頃』などは、 日本人の明治以降の月経観を通じて、女性の社会的立場の変化を 知ることができる、良書です。 歴史にも精通なさっているだけあって、へぇ~というエピソードも満載。 『月経と犯罪』では、月経中の女性は万引きしやすいとか、 毛深い女性は罪を犯しやすいといったトンデモ論文などを紹介。 「そんなワケがないでしょ!」と思われるでしょうが、 現在でも、これらの文献をもとにした主張や発言は、数多くあるそうです。 『月経をアンネと呼んだ頃』では、アンネナプキンが登場する前に、 女性がどうやって経血を処理していたかが、丁寧に説明されています。 敢えてここでは書きませんが、読んでビックリ! 産まれたのが昭和で、本当に良かった……(笑) 今後、これらの作品の文庫化なども検討していきますし、 田中さんと一緒に、今後、新しい企画も考えていく予定です。 一番気になっているのは、今のプチ出産ブームの裏側にある、様々な問題。 田中さんもブログ「オバサンと月経と犯罪」で、 いろいろと考察なさっているので、また、ご覧になってみてください。 これからの田中さんの執筆活動にご注目を。 公式サイトはこちら。 #
by rie_togai
| 2012-11-20 15:08
| お仕事
2012年 11月 14日
ご無沙汰しています。
ひさしぶり、と言いますか、ほぼ1年ぶりの更新。 怠けていたわけではなく、仕事が忙しすぎたのです…… ハイ、言い訳です。 アップルシード・エージェンシーでは、 Facebook公式ファンサイトやTwitterも始めましたので、 ぜひ、そちらもご覧ください。 さて、更新していない間に、理論社さんと組んで、 「すらすら読めるから面白い 現代語で読む名作シリーズ」 を、始めました。 『舞姫』、『たけくらべ』、『野菊の墓』ときて、 今月、四番バッター登場。 『坊っちゃん』が刊行となります。 シリーズの装画を手がけるスカイエマさんのイラストが、カッコイイ! 坊っちゃんの睨みつけるような下から目線のシブい顔つきが、 「卑怯なやつは許さん!」という反骨精神を、見事に表しています。 私は、今回の装丁が、シリーズの中で一番好きです。 このシリーズを始めたときに、多くの方に、 『舞姫』や『坊っちゃん』なんて、原文で読めるじゃないか、 たとえ子どもが読めないとしても、読ませるべきだ、 という意見をいただきました。 私自身、そういう気持ちが少し、確かにありました。 ただ、先日、作家であり翻訳家でもある渡辺由佳里さんに、 初心者向けの洋書の選び方をお聞きしていたら、 こんなことを仰っていたんです。 「 名作文学は、今は使われていない言葉や表現が多く、 読むのが、難しいことがある。 そのためには、初心者さんは現代作家の本から 入った方が楽しいし、読書量が増やせますよ。 」 なるほど! これは、日本語でも、子どもの読書を考えると、 まったく同じことが言えるな、と目からウロコでした。 たとえどんなに名作であっても、 今の子どもたちが、原文を読んで「難しい」「わからない」と 思ってしまったら、そこで可能性が絶たれてしまいます。 このシリーズで、名作の世界に触れた子どもたちが、 そこから原典に当たったり、その作家の他の作品を読んだり、 読書の幅を広げていってくれるといいなぁと、思います。 #
by rie_togai
| 2012-11-14 16:17
| お仕事
2011年 12月 08日
こんばんは。
今日から、サッカーのクラブ世界一決定戦、 トヨタ・クラブワールドカップが開催されるそうですね。 弊社にも、サッカー好きが2名おります。 ボスと、社員のMさん。 いつもは和気藹々と残業しているのですが、 サッカーの試合がある日の夜には、 気づけば、ふたりともいなくなっています。 かつては、プレイヤーでもあったふたり。 今でも時々、休日にプレイするようですが、 楽しみは、もっぱら観戦と、サッカー関連の本づくり。 この秋にも2冊、刊行されました。 1冊目は、 『FCバルセロナの人材育成術』という翻訳書。 バルセロナスクールの日本人コーチ、 村松尚登さんが監訳してくださっています。 2冊目は、 『日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世 ~それでも、この道を選んだ』 というノンフィクション。 2人を追い続けたテレビディレクターの 渾身の描き下ろしです。 私はスポーツには弱いのですが、 どちらも既に重版がかかったとか。 (メデタイ!) 趣味と実益を兼ねた仕事ができるなんて、 うらやましいかぎり。 そんなふたりを横目に、 私もいつかアートやダンスの本を 出したい……と夢を膨らませるのでした。 と、書いている間に ふたりはまた消えてしまいました。 今夜の試合の行方はどうなることやら♪ #
by rie_togai
| 2011-12-08 19:53
| お仕事
2011年 11月 28日
今回は弊社のメルマガの番外編を、
ブログでご紹介します。 11月14日発行のメルマガでは、 『プチ菜園生活のすすめ』の中村純子さんに ご登場いただきました。 私はこのコミックエッセイにすっかり影響されて、 さっそく栽培キットを買ってトライしてみたのですが、 1週間ほどで枯れてしまいました。 説明書通りにやったつもりだったのですが、 どうやら日に当て過ぎてしまったようです。 再挑戦しようと思うものの、 また失敗したら……と二の足を踏んでいます。 そこで、メルマガのインタビューのときに、 こんな私に何かアドバイスはありませんか?と 失礼を承知でたずねてみたところ、 「私も、ベランダ菜園と畑を両方やってみて、 まめに面倒見ているベランダ菜園より 多少ほったらかしでも畑の野菜のほうが よく育つなぁと感じるんですよ。 大地の力って凄いですねぇ」 と、ほんわかした笑顔で答えてくださいました。 「だから、栽培キットやベランダ菜園など、 土が少ない人工的な環境って 管理が難しいと思います」 でも、いきなり畑に挑戦するのはハードルが高い! どうやったら栽培キットでもうまく育てられるんでしょう? 「育てやすい野菜をおススメしたいです。 私も最初にキノコ栽培に成功したので味をしめて いろんな栽培キットを同時にやってみましたが、 正直失敗したものもたくさんありました。 残念ながら、栽培キットには キットの小さい鉢でこの野菜を育てるのは無謀だ! って思う野菜でも売られてます。」 そ、そうなんですか。 それは知りませんでした。 「でも、簡単に育つ野菜もあるんです。 私の一番のおススメは水菜! 栽培キットのカン缶の鉢でも すくすく育って簡単でした。 今の時期なら同じ葉野菜の 春菊などもオススメです。」 でも、私が育てたのも葉野菜でした……。 「そういうこと、ありますあります! その時はキットでなくなってしまうんですけど(汗) 少し大きめの鉢(コンテナ)と培養土を用意して そちらに植えてみて下さい。 ・葉菜(葉っぱを食べる野菜)は種をまく ・果菜(実がなる野菜)は苗が少し大きくなって 落ち着いたら、植えかえてみる。 そして ・適度な日差しを与える(極度過ぎず、少なすぎずの日光) ・規則正しい栽培ライフ(夜は照明を遮る) ・適度な水やり管理 だけ、気をつければ、ちゃんと育ちますよ」 水やりが一番難しいような気がするのですが、 どのぐらいの頻度でどのくらいの量、という目安はありますか? 「水分の乾燥を防ぐために 土の上にラップを軽くひくといいですよ。 水やりは毎日というよりも、 土が乾燥してきたらあげて下さい。 水で土をほじくり返さないように 優しく……これが大切です ♪ 」 最後に、中村さんは、栽培キットでは鉢が小さすぎて、 大きくならなず、すぐしおれがちだったナスを 大きめのコンテナに植えかえたら、 無事に実がなったそうです。 失敗を重ねて、うまく育てられるようになっていくんですね。 失敗を怖がっていては、美味しい野菜を食べられない! 『プチ菜園生活のすすめ』をもう一度読んで、 勉強しよう、と思ったのでした。 #
by rie_togai
| 2011-11-28 18:08
| メルマガ
2011年 06月 17日
皆さん、こんばんは。
すっかりご無沙汰しております。 更新が途絶えがちになっていたブログですが、 また徐々に再開してまいりたいと考えております。 今年2月から弊社メルマガで、 連続インタビュー企画「編集者に訊く!」 というコーナーを始めました。 文芸編集者さんのお仕事を通じて、 小説を書くこと、本にすることなどを 読者のみなさんに知っていただこうというものです。 初めてのゲストとして登場いただいたのは、 文豪・菊池寛さんのお孫さんであり、 長く文藝春秋にお勤めだった菊池夏樹さん。 弊社は、カフェリブロ作家養成ゼミで 実谷蒼依さんの『いち、にの、さん。』を出版するとき、 菊池さんに原稿をご覧いただいて、 いろいろご意見をいただきました。 そんなご縁から、今回、 ロング・インタビューをお願いしたところ、 ご快諾いただいたという経緯があります。 菊池夏樹さんのインタビューの第1回目は、 下記のメルマガのアーカイブからご覧ください。 メルマガ「出版プロジェクト 物語小説編」 【第1回 菊池夏樹さん (高松市菊池寛記念館名誉館長、 デジタルアーカイブズ(株)取締役】 ~嘘の小説に嘘を書いてはいけない~ #
by rie_togai
| 2011-06-17 18:51
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