カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2012年 11月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 06月 2011年 01月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 11月 20日
今月から、『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)などの
著書がある田中ひかるさんが、弊社に所属してくださることになりました。 田中さんは、学習院大学法学部卒業後、予備校・高校の教師を経て、 横浜国立大学大学院で社会学を専攻なさいました。 日本でもめずらしい、生理や生理用品の研究をなさっており、 その成果をまとめた『月経と犯罪』や『月経をアンネと呼んだ頃』などは、 日本人の明治以降の月経観を通じて、女性の社会的立場の変化を 知ることができる、良書です。 歴史にも精通なさっているだけあって、へぇ~というエピソードも満載。 『月経と犯罪』では、月経中の女性は万引きしやすいとか、 毛深い女性は罪を犯しやすいといったトンデモ論文などを紹介。 「そんなワケがないでしょ!」と思われるでしょうが、 現在でも、これらの文献をもとにした主張や発言は、数多くあるそうです。 『月経をアンネと呼んだ頃』では、アンネナプキンが登場する前に、 女性がどうやって経血を処理していたかが、丁寧に説明されています。 敢えてここでは書きませんが、読んでビックリ! 産まれたのが昭和で、本当に良かった……(笑) 今後、これらの作品の文庫化なども検討していきますし、 田中さんと一緒に、今後、新しい企画も考えていく予定です。 一番気になっているのは、今のプチ出産ブームの裏側にある、様々な問題。 田中さんもブログ「オバサンと月経と犯罪」で、 いろいろと考察なさっているので、また、ご覧になってみてください。 これからの田中さんの執筆活動にご注目を。 公式サイトはこちら。
by rie_togai
| 2012-11-20 15:08
| お仕事
|
ファン申請 |
||